社長主導で進めるDX —— なぜ今、そしてどう動くべきか?
2025.08.16 カテゴリ: DX推進・お役立ち情報, IT導入士講座, ブログ・お知らせ, 中小企業のDX推進
「DXって大事なのはわかるけどなあ…」—— そんな声をよく耳にします。
実際、多くの中小企業でDXやAI導入が遅れている最大の理由は、現場任せにしてしまうこと。
または「まだうちには早い」とのんびり社長判断が要因。
今こそ、DXは社長が旗を振って推進すべきタイミングなのです。
では、社長は具体的に何をすればいいのでしょうか?
今回は “社長がDX推進で取るべき行動”を時系列で整理 しました。
これを読めば、「なるほど!こう動けばいいのか」と実践への第一歩が見えてくるはずです。
🚩 社長がDX推進で取るべき行動ステップ
第1段階:準備・方向性を決める
- 社員さんにビジョンを示す
「DXは売上拡大?効率化?人材不足解消?」目的を明確に言語化。 - 現状を見える化
「紙が多い」「データが散在」など、業務フローやIT環境の課題を把握。 - 社内に宣言する
「DXは社長直轄で進める」と全社員に発信。
第2段階:体制を整える
- 小さなPMOチームを置く
社長の右腕となる人材を任命(兼任でもOK)。 - 優先プロジェクトを決める
例:「営業管理を効率化」「経理を自動化」など効果の出やすい分野から着手。 - 外部パートナーを確保
ITベンダーや支援機関を選び、相談できる体制を整える。
第3段階:実行に移す
- 小規模な実証実験(PoC)
例:AIで問い合わせ対応を一部だけ試す。 - 現場と対話しながら改善
「使いにくい」「便利!」など社員の声を反映。 - 数字で成果を確認
「作業時間◯%削減」「売上◯%増」などを可視化。
第4段階:全社展開・定着させる
- 成功事例を共有
「経理自動化で月20時間削減!」など効果を全社員に伝える。 - 全社展開
部門横断で広げ、会社全体の取り組みに進化。 - 継続的に見直す
DXはゴールではなく改善の繰り返し。
✨ ポイントまとめ
- 社長の旗振りが絶対条件
- 小さく始めて、大きく広げる
- 数字で成果を示すと社員さんも分かりやすい
DXは「社長の決断」から始まります。未来をつくる一歩を、今日から踏み出してみませんか?
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